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再婚しても相続できるか?

今回は、相続開始後に配偶者が再婚しても相続できるかの事例です。それと交通事故についても触れています。

Q「私は、結婚して5年後に交通事故で夫を亡くしました。私達夫婦の間には子供がなかったので、すぐに実家にもどってしまいました。その後、交通事故の加害者からの損害賠償の示談を進めているところです。また、私がまだ若いと言うこともあり両親が再婚を勧めてきます。再婚したら私の相続権はどうなるのでしょうか?相続財産を返還する必要などありますでしょうか?」

A「結論から申しますと、相続の身分関係は相続開始時点で確定した身分関係ですので、その時点で配偶者であるあなたの相続権には何ら影響はありません。よって再婚したからといって相続権が取り消されることはありませんのでご安心ください。
  また今回の相続はご主人が交通事故の被害に遭われています。この損害賠償はもしご主人が亡くなっていなければご主人に権利があるわけです。今回は亡くなっているわけですから、その損害賠償請求権は当然に相続することができます。これは相続ですから相続人の状況で分ける事になります。交通事故での損害賠償は財産的損害や精神的損害に対して請求できます。ただし、配偶者の方がした葬儀費用や配偶者固有の精神的損害に対する慰謝料はあなただけの損害賠償請求としてできます。」

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