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生命保険金は相続財産となるか?

今回は、相続の中でも、もめることが多い、生命保険金についての事例です。ほとんどの家庭で生命保険契約がされていると思いますので参考になればと思います。

Q「私は主人が亡くなってから、主人が私を受取人とした生命保険があることに気付き、これは相続財産に入るのか主人の兄に相談したところ、当然に含まれるだろうとの返事でした。金額的には今後の生活に余裕があるものになり、そのお金でお店などを出したいのですが、義兄にもっていかれるのでしょうか?私には現在子供はいませんし主人の身内はその兄だけです。」

A「お話から察するに、ご主人のお兄さんには生命保険金を渡したくないようですね。結論から申しますと、生命保険金はあなたが受取人と指定されているのですから、あなた固有の財産となり、遺産に加える必要はありません。この場合は商法の規定が優先され、あなたは、受益の意思表示なし(もらうとか特に言う必要はないと言う事)で生命保険金を取得できます。また、特別受益の問題が出たとしても兄弟姉妹には遺留分(最低限の相続権)はありませんので、その意味でも生命保険金をお兄さんに取られることはありません。お兄さんは、調べもせずに適当に判断したようですね。」

 ちなみに生命保険金は相続財産ではないのですが、相続税法上はみなし相続財産とされますので、控除部分以外には相続税がかかります。ただ、相続人一人あたり500万円控除されますので得だと考えることもできます。相続人が3人なら500万円×3=1500万円となります。

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