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2005.06.06

配偶者の税額軽減

 前回は、相続税の2割加算という嬉しくない話でしたが、今回は減額の話です。配偶者であれば夫でも妻でも軽減されます。ただし、やはり内縁は妻だろうが夫だろうがそのような措置はありません。事情はどうであれ届出はいろいろな意味で必要かもしれませんね。

 ★減額額の計算式は以下のようになります。★

 相続税の総額×(AとBのいずれか少ない額÷正味の遺産額)

 A=正味の遺産額×法定相続分 もしくは 1億6千万円 のどちらか多い方
 B=正味の遺産額のうち配偶者の取得した額

 この式だけでは良くわからないかもしれませんが、つまり、配偶者が相続した財産が1億6千万円以下なら相続税がかかりませんよということです。さらに法定相続分以下であれば課税はされません。よって配偶者だけが相続人である場合はどんなに遺産が多くても課税されないということです。
 これは、被相続人の財産形成に配偶者が深く関わっていることと、遺された配偶者の生活を維持する主旨があるからです。これだけだと妻だけのようですが、夫でも全然問題ありません。これを使わない手はありません。ただし申告期限がありますので注意が必要です。申告期限から3年を超えるともうできません。
 この時、遺産分割協議書などが必要になります。
また、配偶者の税額軽減は、基礎控除以下でないかぎり申告の必要は当然あります。

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